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セルビアのブラジル

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セルビアという旧ユーゴスラビアの人たちって外食するって習慣は
まだあまりない感じ。
クロアチア人の友人もそう言っていたし、セルビア人も同じ。

でもカフェでコーヒー・ハーブティ・レモネード・チョコラーダ(ホットチョコレート)
などなど飲みながらおしゃべりするのは重要な時間なのだそうです。

もちろん家庭でもみんなコーヒーは欠かせないみたいで
スーパーにはコーヒーの棚はけっこう広め。

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生活にも慣れてきて最初はスーパーマーケットで全部買っていたけど
最近はパンはパン屋さん、野菜果物は青空市場、
お肉はお肉屋さんで買ってみたりするようになった。

ずっと気になっていたコーヒー豆専門店。
ベオグラードの街中心にあるバス停前の青空市場Zeleni Venacで
挽き売りコーヒーを買ってみた。

帰ってさっそく淹れてみると美味しい、その名も「KARIOKA」ブラジル!

そういえばこのKARIOKA豆ショップ、
住んでいる近くにあるマーケットの片隅にもあった気がする。
住宅地の中の市場なだけに常連さんばっかりで、
なんとなく雰囲気は「バグダットカフェ」のような
飲んだくれのおじさん達がたむろってるカフェも併設された店。

これがなくなったら今度買いに行ってみよう!
昼間から飲んだくれていてラテンっぽい感じ(笑)



# by grandsocco | 2014-12-07 16:20 | 食べ物

ユーゴスラビア伝統の靴下・チャラペ

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バルカン地域にきてヒトメボレしたもの「チャラペ」伝統の靴下。
昨年はボスニア・ヘルツエゴビナの首都サラエボでオリジナルソックスを作った。

ここベオグラードの靴下もほぼ同じカタチ、でも色合いがシンプル。
セルビア人にどうして?と聞くと、「サラエボはイスラム系なので色合いが華やかなんだよ」
なるほど納得。

ほぼ同じカタチでも作る女性によって少しずつ違ってくる。
これを作るのにサラエボではスムーズに進んだのに、
ここベオグラードはさすがに大都会で、路上で靴下を売っている女性たちも
サラエボほど多くない。

今回もサラエボ同様、マーケットに出向いて路上で靴下を売っている女性に
声をかけてみた。
今回お願いしたのはRajka/ライカさんという女性。
11月半ばにマーケットで声をかけて、その数日後にお宅にお伺いした。

ここはベオグラード?というくらいちょっとした郊外で
アパートやビルの多い地域と異なって、一軒家がすらっと並ぶ地域。

ウール100%で履くとあたたか、Rajkaさんの靴下はかかと部が特徴で
ぴったりフィットする編み方。
伝統のカタチは守って少しだけ日本向きにカタチを作ってもらった。

とにもかくにも出来上がってきて嬉しい♪

まずは記念撮影にパチリ!




# by grandsocco | 2014-12-06 07:38 | 雑貨

palačinke/パラチンケ

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この数週間ハマッているもの、palačinkeいわゆる厚めのクレープ。
もともとはルーマニアが起源で、オーストリアハンガリー帝国に支配された
歴史をもっているせいなのでしょうか? 
バルカン地域ではあちこちで見かけるポピュラーな食べ物。

クロアチア&モロッコ夫婦が住む島に遊びに行った時、
夕飯にパラチンケが出てきた。
シェフであるモロッコ人旦那が作るパラチンケは美味しい
でもチョコレートクリームやジャムの甘いものばかり。
"これって夕飯なんだよなぁ・・・"と思いながら不思議な思いで美味しくいただいた。

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ここセルビアに来て聞いてみた。
「夕飯に甘いパラチンケって普通なの?」普通だそうです。。
最近はその感覚にもなれて、昨夜はジャムを塗っていただきました。

スーパーに行くとたくさんの種類の小麦粉が売っている。
小麦粉の横にはそっとパラチンケ専用のフライパンまで置かれていて
みんな大好き!な感じが伝わってきます。

私も家で作ってみよう!と道具までそろえた。
計量カップはさすがデカイ1ℓサイズ!

いろいろレシピを探して、やはり日本の方のレシピに落ち着いた。
オーストリア料理として探すとたくさん出てくるのもびっくり!
セルビアのパラチンケより「オーストリアのパラチンケ」の方が
なんとなく品がいい気がするのはどうしてだろう?(笑)

◆◆ 基本のpalačinke/パラチンケ ◆◆

   薄力粉  200g
   牛乳   500mℓ
   卵     2個
   塩   ひとつまみ

   上記を全部まぜて、少し冷蔵庫で寝かすといい感じ。


これで10~13枚ほど。
まだまだビギナーの私は薄く焼くことを目指してます!








# by grandsocco | 2014-12-02 19:23 | 食べ物

バスでの出来事

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バスでの帰宅途中、ちょうど降りようとしたバス停で留まったとたんものすごい爆発音!
それとともに煙がもくもくと車内にも。
何が起こったのかわからず呆然としていると、近くにいた男性がなにか言っている。
しぐさで「早く降りて!」とわかった。

先週はなぜかいろいろ凹むことがあった。
自分が住んでいる周辺には外国人といえば中国系、
少し先のNovi Belgradeという地区はもっとたくさんの中国の人たちが住んでいる様子。

買いモノをしに行くと前の人と私への態度の違いがはっきりわかるほどの態度。。
すれ違い時にも中国人とからかわれたりと。

噂には聞いていたけど、セルビアでは本当に中国系が気に入られてないみたい。
その事情もセルビア人から聞いて納得できたりする、
が私の容姿がアジア系だからと言ってどうしたらいいのでしょう。。

このバス爆発で車内にいたら危険とみなし、アジア系の私にもちゃんと声をかけて
くれたセルビア男性。
突然の危険時にこんな親切な対応されると嬉しくなりました。

セルビアの人たちにとっても突然のことでびっくりの様子で
みんなバスからのもくもくの煙に見入ってた。

その後ろ姿をみながら、親切にありがたいなぁと。

今日から12月、また新たな気持ちでセルビアンライフスタートしてみようっと。







# by grandsocco | 2014-12-01 19:53 | 日々のこと

日曜日の愉しみのひとつ

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毎週日曜日の午前中はジプシーマーケットが開催されている
ベオグラード・ZEMUN。

ごちゃごちゃに置かれた中からお宝がいっぱい出てくるこのマーケット。

先日は素敵なグラスや食器類を買い、しかし入れてくれる袋はスーパーのビニール袋。
割れないように気をつかって帰ってきた。

今日はちゃんと買いモノ用のバッグ持参することに。

それでは行ってきます~。





# by grandsocco | 2014-11-30 18:26 | 日々のこと

セルビアの首都ベオグラードから日々の生活を書いています。   2016年4月、アソシエーション 「Grand Socco」をセルビア女性たちと立ち上げました!ベオグラードを基点に活動をひろげていきます


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